関西バイオマス展において当協会加藤副会長が基調講演

 関西バイオマス展(大阪、9月20日~22日)において、9月21日に「木質バイオマス発電拡大への課題と取り組み」というセミナーが行われ、中国木材(株)堀川保幸会長、住友商事(株)草野善信部長とともに、当会副会長加藤鐵夫が「国産木質燃料材供給の現状と課題」について説明しました。
 その中で、我が国の森林資源は成熟してきており、燃料材の供給拡大することは可能であるが、そのためには、林業構造の改善を図ることが必要とし、小規模森林所有を集約化することの緊急性を指摘しました。特に、地籍調査が進んでいないこと、相続未済等所有者不明な私有林が300万ha以上にのぼる可能性があること等から市町村が重要な役割を果たすべきことを強調しました。
 講演資料は、下記よりダウンロードください。

関西バイオマス展公表資料(加藤鐵夫副会長)
関西バイオマス展公表資料(修正済).pdf
PDFファイル 3.7 MB