木質バイオマスエネルギー
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小規模木質バイオマス発電の買取価格

 2015年度より、 FIT制度の買取価格に、新たに木質バイオマスの“小規模枠”が設けられ、出力2,000kW未満の間伐材等由来の木質バイオマスを原料とした発電事業については、40円'kWhの買取条件が設定されました。これまで採算面から事業化が困難だった小規模発電を、 国としても普及を推進しています。

欧州で進む小規模発電

 ドイツやオーストリア、イタリアをはじめ欧州各国では木質バイオマスの小規模発電の取組が普及しています。 ドイツではFIT制度の中で小規模優遇の買取条件を設定し、2004年の改正でコージェネレーション(CHP)や技術 によるプレミアを付与したことで、ORC(Organic Rankine Cycle)やガス化を利用した小規模発電の導入件数が 加速的に増加しました。それを活かしたエネルギー村の取組など、地方都市、農村の活性化にも大いに効果を 上げてきています。さらに、2012年の改正で、CHPが義務化され、熱利用が難しい大型の蒸気タービン式の 発電所が伸び悩む一方、熱利用がしやすい小型のガス化発電が急速に増加しました。